2014年5月20日放送

遠高生がおもてなし

松崎町の総合福祉センターで先週17日(土曜日)、遠野高校の生徒が沿岸被災地から遠野に避難している人たちなどを招いてのミニ発表会を開き、音楽などを通して交流を深めました。この会は、震災後に遠野で生活している人や地域の人たちとの交流を目的に遠野高校が開催しました。この日は、邦楽部や音楽部、茶道部の生徒など合わせておよそ40人が、沿岸から遠野に避難し生活している人や地域の人たちを音楽などでおもてなしをしました。初めに、生徒会のメンバーが映像を交えて遠野高校を紹介しました。続いて、邦楽部の生徒たちが琴で「春よこい」や「ふるさと」など親しみやすい曲を演奏しました。また、合唱部の生徒たちは、自分たちよりも上の世代になじみのある「真赤な太陽」や「天城越え」などの歌を披露しました。訪れた人たちは、ゆったりと午後のひとときを楽しんでいました。遠野高校では、8月下旬に開かれる文化祭の出店での売り上げすべてを大槌高校に贈ることにしていて、これからも沿岸地域への支援活動を行っていくということです。

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