2014年5月15日放送

山田町 山林火災消火活動を前に 自衛隊ヘリ 運動公園に着陸

14日に発生し延焼範囲が拡大している山田町の山林火災ですが、今朝、県からヘリの追加派遣要請を受けた自衛隊の大型ヘリ2機が消火活動のための準備のため午後、運動公園内に着陸しました。山田町で発生した山林火災の空中消火活動のため県から追加派遣要請を受けた大型ヘリは、きょう午後1時半ごろ運動公園軽スポーツ広場に着陸しました。千葉県木更津から飛んできた2機の大型ヘリのうち2機のうち1機は情報収集のためそのまま山田町に向かい、残る1機が運動公園に着陸しました。着陸後は自衛隊員が空中消火活動に使う大型のバケツをヘリに取り付けた他、機体や無線機の点検、さらには、燃料補給などを行った後、山田町へ向け飛び立ちました。山田町で発生した山林火災ではきょう(15日)現在、およそ22haを焼き、地域の消防団ほか、岩手県をはじめ宮城、青森、秋田の防災ヘリに加え自衛隊ヘリ4機が懸命な消火活動にあたっています。今回は、延焼拡大を受け自衛隊ヘリ2機が追加要請されています。遠野市では、市の防災基本条例で、他の自治体で大規模災害が発生した際、支援活動に入る部隊に運動公園を提供することを定めていて、今回が条例制定後、初の対応となります。

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