2014年5月12日放送

東北横断自動車道釜石秋田線 釜石・花巻間建設促進期成同盟会総会

東北横断自動車道釜石秋田線の建設促進期成同盟会総会が先週9日(金曜日)に遠野市を会場に開かれました。期成同盟会は、釜石・花巻間の建設を積極的に促進しようと遠野市のほか釜石市や花巻市、奥州市そして住田町で構成されています。総会には、本田市長のほか期成同盟会の会長を務める釜石市の野田武則市長などが出席しました。昨年度については、遠野住田・遠野間の起工式が上郷町で行われたことや国土交通省など関係部署に建設促進の要望活動が行われたことなどが報告されました。今年度についてはさらに積極的な運動の展開が予定されています。政府は、東日本大震災の復興期間10年間のうち当初の5年間を集中復興期間と定め復興枠として道路予算を別枠で確保するなど復興道路の建設を強力に推進してきました。しかし、27年度の集中復興期間の満了とともに復興予算の枠組みが見直されることが懸念されることから集中復興期間の延長や釜石・花巻間の早期全線開通のため関係機関に対する要望や関係機関への積極的協力などを行っていくことが確認されました。なお、国は先月、釜石・花巻間の遠野住田・遠野間11キロメートルを平成30年度に開通予定であることを発表しています。

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