2014年4月24日放送

6次産業推進本部初会議

地域の農林水産業などを生かし、生産・加工・販売を総合的に手掛ける「六次産業」を推進しようと設置された、遠野市六次産業推進本部の初めての会議がきょう(24日・木曜日)、合同庁舎で開かれました。六次産業推進本部は、農林水産物の地産地消やブランド化、遠野ふるさと公社など関係団体との連携による産業の振興などを総合的に推進する市の新しいプロジェクトです。今月1日に設置されてから初めて開かれたきょうの会議には、本部長である菊池孝二副市長や、市の農林畜産・産業振興の部課長など、あわせて10人が出席しました。はじめに、菊池副市長が「地域内で連携し、住民目線で、魅力ある農業や産業をより発展させたものにしていきたい。各団体を巻き込んで、長続きする事業にしていきましょう」とあいさつしました。会議では出席者から「実際に現場に行って生の声を聞き、生産者の思いを事業に取り入れることが大切だ」という意見が出されました。これについて、推進本部では、今後の活動として、他の県の活動も含めて市内の現場の視察を積極的に行うことなどを確認していました。六次産業推進本部では「つながるつくる」を合言葉に、今後、民間企業とのコミュニケーションを図る場をつくり、農林蓄産業と企業とのマッチングを進めていきたいとしています。<ON副市長インタ>次回の会議は6月に開く予定ということです。

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