2014年4月23日放送

市民と議会「春の懇談会」

遠野市議会では、きのうから24日(木)まで市民と議会との「春の懇談会」を開催しています。この懇談会は、「議会基本条例」に基づき、市政課題などについて市民からの意見や要望を聞き、情報交換する場としておととしの秋から開催され、今回で4回目です。初日のきのうは、土淵・上郷・小友の3カ所で開かれ、このうち上郷地区センターでの懇談会には、議員6人と地域の人およそ20人が参加しました。懇談会では、秋の懇談会で市民から出された要望について、議会運営委員会で「市に対し要望するもの」「議会で取り上げて検討するもの」などに区分し先月市に提出し回答を得たと報告しました。このあと早速、農作物などに被害を与えているニホンジカや議員定数削減について市民からの意見が出されました。これに対して議員は、国への陳情も含めて、早急に対処しなければならないと答えました。また、10月の市議会議員選挙から適用される定数の2議席削減については、一人一人が見識を深め、少数精鋭で頑張っていきたいと答えました。このほか、懇談会の開催方法について、高齢者のことも考えて日中の開催を希望する声もあがっていました。この懇談会はあす24日(木)まで予定されていて、市議会では市民からの意見や要望などをまとめ市に提案していくということです。

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