2014年4月21日放送

市長記者懇談会

今月12日から営業運転が始まったSL銀河の効果で、市内駅周辺施設の入り込み客は全体で1・2倍、売り上げは1・1倍となったことが分かりました。これは、きょう(21日・月曜日)開かれた記者懇談会で本田市長が明らかにしたものです。きょう、市が発表した駅周辺施設の入り込み数と売上額は、SL銀河の運転が始まった今月12日と13日の2日間を合わせたもので、特にも「旅の蔵遠野」では、入り込み数が2・4倍売り上げでは2・7倍と大幅に増加しています。このほか、市民によるおもてなし大作戦にはおよそ3000人が参加していて、SLが通過する神明保育園の裏では遠野中学校の生徒たち青笹駅では青笹しし踊りによるお出迎えが行われました。この結果について本田市長は、力強い手応えを感じているとし「今後も検証を重ねながら経済、産業、交流人口の拡大に向け対応を充実させたい」と話していました。またきょうは、県内30ある道の駅が共同開発した「じもといっぴんシリーズ」が紹介されました。県内の道の駅が共同開発したのは、いっぴんシリーズ・南部せんべいの「うす焼きミックス」と「くらんち」の2つです。「うす焼きミックス」は、今月から販売されていて、くるみやバターいかなど1箱で6種類の味が楽しめます。また「くらんち」は、きのう(20日・日曜日)から販売開始となり、砕いたせんべいをミルクチョコとホワイトチョコでまとめたお菓子です。県内の道の駅が共同開発してオリジナル商品を発売するのは、これが初めてです。将来的には30ある駅それぞれにちなんだ30種類の商品を開発し各道の駅にすべての商品を並べたいとしていて遠野市でも商品の開発と販売を後押しするということです。県内の道の駅が共同開発したいっぴんシリーズ・南部せんべい「うす焼きミックス」と「くらんち」は道の駅遠野風の丘で販売されています。きょうは、昨年度に寄せられた寄付金の状況や防災マップの配布、今後の主要行事などについても発表されています。昨年度、遠野市に寄せられた寄付金は、3142万9121円です。内訳を見ますと県外からの寄付が多く、目的別では市勢振興が最も多くなっています。主な使い道は、復興支援事業費のほか全体の8割が基金への積み立てとなっています。市長記者懇談会の模様は、きょうから今週25日・金曜日までは遠野テレビデジタル10チャンネルで午後8時から放送となるほか26日・土曜日については午前8時から放送となります。

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