2014年4月21日放送

検診等受診ポイント事業協定調印式

がん検診の検診料をスキップカードのポイントに付ける遠野市検診等受診ポイントの協定調印式がきょう(21日・月曜日)、とぴあ庁舎で行われました。検診等受診ポイントの協定を結んだのは、各種がん検診を行う遠野市とすずらん商品券やスキップカードを発行している遠野すずらん振興協同組合です。協定調印式では、本田市長と遠野すずらん振興協同組合の須藤義幸理事長が協定書に調印しました。検診等受診ポイントサービスは、市が行う各種がん検診で自己負担で検診料を支払った市民にスキップカードのポイントを付けるというサービスです。ポイントサービスの方法は、検診料100円につきスキップカードのポイントが1ポイント付きます。対象となる検診は、胃がんや乳がんなどのがん検診と骨粗しょう症予防検診の全部で7つの検診で、今年度は、延べ7000人の市民がサービスの対象となります。検診等受診ポイントサービスの開始は、市内で30%に達していないがん検診の受診率をあげるのはもちろんのこと検診をお得に、そして身近に感じてもらうのがねらいです。また、スキップカードを取り扱う市内の店舗は135店舗と取り扱っている店舗も多いことから市内経済の活性化も期待されています。また、本田市長は「市民の健康と市内経済の活性化という異なった目的の中にも互いの連携が相乗効果をもたらす」と話し、市民が健康で元気なまちづくりに意欲を見せていました。遠野市では、この受診ポイントサービスで昨年度およそ1万6000人だった受診者数を今年度さらに500人増やし受診率30%以上を目指すことにしています。

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