2014年4月17日放送

上郷小 白樺樹液採取体験

上郷小学校の3年生が、おととい(15日・火曜日)、早春の風物詩である恒例の白樺(しらかば)樹液の採取体験をしました。今回で12回目となった白樺樹液採取体験学習は、郷土を知り環境を守ることの大切さを学び、地域の人たちとの交流を深める場として、平成14年度から上郷地域づくり連絡協議会が行っています。マイクロバスで学校から旧大峰(おおみね)鉱山跡地に移動した3年生16人は、体験学習のお世話をしてくれる佐比内牧野(さひない ぼくや)農業協同組合の石田孝夫組合長などから白樺樹液の話や、作業上の注意点を聞いた後、早速、3つの班に分かれて樹液の採取体験をしました。ここ旧大峰鉱山跡地には、樹齢が40年以上の白樺の木が500本ほどあり、佐比内牧野農業協同組合が管理しています。この日、児童たちは佐比内牧野農業協同組合の組合員が実際にドリルで樹木に穴を開けそこに管(くだ)を差し込み容器に流れ落ちる樹液の様子を見た後で白樺が生きるための源となる樹液の味を確かめていました。また、組合員の手を借りながらドリルで白樺に穴を開ける体験もしました。白樺樹液の採取体験の後、児童たちは、地域のお母さんたちが用意した豚汁を食べながら組合員など地域の人たちとの交流も深めました。

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