2014年4月10日放送

遠野産もてなしSLクッキー

いよいよ、あさって12日(土曜日)、SL銀河の運転が始まります。それに向けて、豆腐作りで出たおからを使ったクッキーでSLの乗客をもてなそうと準備が進められている取り組みを取材しました。SLの乗客をもてなすクッキーは、宮守町の地域活動専門員、家冨万里さんが中心となって準備が進められています。家冨さんなどは、地元・宮守の材料を使って手軽にでき、多くの人に喜んでもらえる物としてクッキーを思いつき、先月から準備作業を行っています。職場の人たちと意見を出し合いながら何度も何度も作っては改良し、たどり着いたのは、おから入りのクッキーでした。宮守町内で地元産の大豆を使って豆腐を作っている所からおからを提供してもらえたためクッキーに入れたところ、大豆の風味が感じられておいしいということで、SL銀河運転初日におから入りクッキーで乗客をもてなすことになりました。インタビュークッキーの形は、職場の人が作ってくれたアルミ板を使って調整され、きのうは、乗客全員に渡すことができるようにおよそ200枚を焼く準備作業が行われていました。インタビュークッキーは、あさって、宮守駅にSLが到着した際、もてなしの一つとして乗客一人一人に贈られます。このクッキーは、来月まで行われるフォトコンテストへの応募要項と合わせて同封され、釜石線沿線で家冨さんなどが作ったクッキーを持ってお気に入りの景色をバックに撮った写真を送ると優秀な作品にはプレゼントが用意されているということです。スタジオへ地元産の物を使って作られた心温まるクッキー、きっと、もらった人たちは喜ぶことでしょうね。

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