2014年4月9日放送

市内の語り部グループ京都からの義援金を市に寄付

先月までとおの昔話いろり火の会として活動をしてきた3人の語り部が今週7日(月曜日)、とぴあ庁舎を訪れ、全国語り部フェスティバルで実行委員会や入場者から遠野市に寄せられた義援金を本田市長に手渡しました。この日、とぴあ庁舎を訪れたのは、旧いろり火の会の工藤さのみさん、奥寺恭子さん、内田芳子さんの3人です。旧いろり火の会のメンバーが出演した「海の京都全国語り部フェスティバル」は、先月、全国で初めて京都で開催されました。今回の出演は、工藤さんの京都の語り部仲間がフェスティバルの主催者に紹介したことがきっかけとなり招待されたもので、奥寺さんと内田さんが出演し、「ザシキワラシ」や「オシラサマ」の昔話を披露しました。また、当日会場では、主催者である丹後観光口コミ大使語り部の会が東日本大震災災害義援金を募り、入場者と主催者からの義援金4万6096円を工藤さんのもとに送り後方支援に取り組む遠野市に届けてほしいと託されたということです。工藤さんから義援金を受け取った本田市長は、心暖まる京都からの支援に感謝し、継続した後方支援に活用させていただきますと話していました。旧いろり火の会から新たな語り部団体として今月から活動を始めた「遠野昔話語り部の会」の事務局を務める工藤さんは、遠野の語り部文化を通して京都をはじめ、全国の人たちとの縁を大切にしていきたいと話していました。

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