2014年4月7日放送

ショートステイ上郷開所

お年寄りが短期間入所し介護サービスを受けることができるショートステイ施設が上郷町に完成し、きのう(6日・日曜日)、落成式と開所式が行われました。上郷町に完成した「ショートステイ上郷」は、遠野市社会福祉協議会が初めて開所した短期間入所型施設で、「ふれあいホーム上郷」に隣接しています。去年10月に工事が始まり、ことし3月に完成した建物は、木造平屋建ての一部鉄骨で、建設費は、およそ1億5000万円です。そして、遠野市の平成25年度地域が家族いつまでも元気ネットワーク整備交付金事業からおよそ3000万円が補助されています。きのうは初めに落成式が行われ、施設の関係者およそ40人が集まり、神事が執り行われました。神事では、関係者が玉ぐしをささげ無事に施設が完成したことへの感謝と安全に介護サービスが提供できることを祈りました。落成式のあと場所をふれあいホーム上郷に移し、開所式が行われました。開所式には、市のほか上郷地区の民生児童委員やふれあいホーム上郷を利用しているお年寄りなどおよそ90人が出席しました。式では、遠野市社会福祉協議会の臼井悦男会長が、「利用する人がリフレッシュできるような施設にしていきたい」とよりよい介護サービスを提供する決意を話しました。このあとふれあいホーム上郷との兼務も合わせて介護スタッフや調理スタッフなど27人のスタッフが紹介されました。ショートステイ上郷は、あす8日・火曜日からサービスが開始され、定員は20人で入所期間は介護度によりますが最大で30日間の入所ができるということです。なお、施設の見学は随時受け付けているということです。

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