2014年4月4日放送

買い物支援「イドスク」

交通などの問題でなかなか買い物に行くことができないお年寄りのためにと小友町では、「イドスク」に取り組んでいます。「イドスク」とは、「移動型スクリーン商店」を短縮したもので、スカイプの機能を利用してスクリーンに商品を映し生中継で買い物ができる仕組みです。「イドスク」を導入したのは、およそ2年前から小友町で地域活動専門員として活動する小笠原俊裕さんです。小笠原さんは、お年寄りの買い物支援だけではなく交流の場にもなればとこの取り組みを始めました。「イドスク」は、遠野市社会福祉協議会がお年寄りの健康保持などを目的に月に2回小友地区センターで実施しているサテライト事業のどちらか1回を活用し、産直ともちゃんと地区センターをスカイプで結び行っています。この日のイドスクでは、スタッフが利用者の要望を聞き取りながら店内を移動し、商品をパソコンに取り付けられたカメラに映し紹介をしていました。一方、地区センター側では、集まったお年寄りたちが大型スクリーンに映された商品を値段や大きさなどを聞きながら注文をしスタッフが数を取りまとめていました。そのあと注文した商品は、仮の精算を終えて地区センターに届けられます。なお、今年度からは、地元のNPO法人黄金っとが主体となり「イドスク」を続けていくということです。

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