2014年3月27日放送

県内私立幼稚園の教員研修大会

遠野市を会場に県内の私立幼稚園に勤める教員を一堂に集めての教員研修大会がおととい(25日・火曜日)、開かれました。この大会は、「広く深く丁寧に保育の質を考える」を主題に、教育実践の成果などの意見を交わしながら保育の質を高めようと、毎年この時期に各地区持ち回りで開催されています。あえりあ遠野を会場に開かれたことしの大会には、県内72の私立幼稚園に勤める教員およそ320人が参加しました。大会で岩手県私立幼稚園連合会の坂本洋会長が「この研修会を明日からの幼稚園教育の実践に生かされる意義深いものとなるよう実りの多いものにしてください」とあいさつしました。続いて、聖心女子大学の河邊貴子教授が「遊びの大切さ」と題し、講演しました。河邊教授は、「子どもにとって遊びは、自ら考えて積極的に行動する「能動的」な学び手としての成長に欠かせないもの」と遊びの大切さについて説明していました。また、講演の後は、3つの分科会が開かれ、参加者たちは、各幼稚園が取り組んできた実践活動について意見を交わすなど、お互いの資質を高めていました。

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