2014年3月27日放送

市長記者懇談会

本田市長は、きょうの記者懇談会で、市役所の新庁舎を、とぴあ南側に隣接して整備する方針を発表しました。東日本大震災の影響で現在とぴあ2階に開庁している市役所の新庁舎の整備場所については、2月の「進化まちづくり検証委員会」でとぴあ周辺が望ましいと提言されました。市では、この提言や、市民への説明を踏まえ検討した結果、とぴあ庁舎を引き続き使用しつつ、南側の隣接地にも庁舎を建て、分散している機能を集約するとしました。とぴあ庁舎南側の駐車場などがある敷地およそ3千平方メートル分を確保する予定で、およそ2千平方メートルの敷地に鉄筋コンクリート造り3階建ての本庁舎を建設し、残りの敷地に駐車場を整備しますそして、とぴあ庁舎とは2階渡り廊下で接続します市ではすでに地域住民や地権者への説明会を実施しています。なお用地取得にかかわる地権者との交渉は来月から始める予定で5月中旬に本庁舎整備計画を策定し2017年3月の完成をめざします。また、本田市長は、来月から開校する「遠野みらい創りカレッジ」についても発表しました。それによりますと、カレッジは、東京の富士ゼロックスが企画し、市内外の企業や大学と市が連携しておととしの夏から開催してきたみらい創りキャンプを発展する形で開校します。旧土淵中学校の校舎を活用し地域づくり活動や、特産の加工販売や6次産業化など発信の拠点としての活動を行います。これにより年間延べ1000人以上が遠野を訪れる計画で、市民との活発な交流が期待されます。本田市長は「みらい創りカレッジは復興支援としても大きな役割を果たすことになる。産学官と地域の連携をさらに強化していきたい」と期待を述べました。市では来月8日に旧土淵中学校で開校式を行いこの中で富士ゼロックスと協定を結ぶ予定です。このほか、4月の行事として28日(月)に市民センター大ホールで狂言風オペラ2014ドン・ジョヴァンニが開催されると発表しました。

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