2014年3月26日放送

救助資機材搭載型車両消防団拠点資器材配置式

上郷町板沢の板沢地区コミュニティ消防センターに、大規模災害などに対応する救助資機材を搭載した車両などが配備され、きのう(25日・火曜日)配置式が行われました。消防団への車両と器材の配備は、大規模災害発生時に地域防災力の中核となる消防団の対応力の向上につなげようと国が実施しています。遠野市では国に対して、救助資機材搭載型車両の貸与を要望していたところ、東日本大震災で迅速な行動で災害対応に貢献したことから市内では初めて第8分団第6部に無償で配備されることになりました。式では、配置書が本田市長から遠野市消防団の菊池岩男副団長に手渡されました。本田市長は「いつ起きるか分からない災害から市民を守る活動に期待します」と団員たちを激励しました。救助資機材搭載型車両は、小型動力ポンプやホースなどが装備されています。また、消防団拠点資器材として、大型テントやトランシーバーなどが配備されました。消防団第8分団第6部は、5月に予定されている遠野市消防演習で車両や機材の訓練を実施し、地域の防災力向上に努めるということです。

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