2014年3月24日放送

新張地区コミュニティ消防センター落成式

新たな地域活動と防災拠点の完成です。松崎町新張地区に整備が進められていたコミュニティ消防センターが完成し、おととい(22日・土曜日)、落成式が行われました。新たに完成した新張地区コミュニティ消防センターは、旧消防庁舎跡地に建てられ、総事業費は、およそ5800万円です。建物は、木造平屋建てで、延べ床面積はおよそ190平方メートルとなっていて、消防車両を置く屯所や災害時を見越して調理室などが設けられました。またこの日は、新たに設けられた遠野市消防団第5分団第6部への消防ポンプ自動車の配置式も行われました。配置式では、はじめに、第5分団第6部の看板を設置し、本田市長から市消防団の井手純団長に配置書とカギが手渡されました。新たに配置された消防ポンプ自動車は四輪駆動車で、火災や災害に限らず防火を呼び掛ける広報活動にも使用されます。本田市長は、「新たな体制が整い新張地区の安心安全のために活動を充実していただきたい」とあいさつし、防災活動への活躍を期待するとともに団員を激励しました。このあとの落成式には、関係者や地域の人たちなどおよそ100人が参列して神事を行い看板を設置しました。新張地区のコミュニティ消防センターは、消防庁舎が移転したことと自治会館の老朽化に伴い新たに建設され、消防団も新設されました。新設された消防団には14人が入団し、去年11月下旬から訓練を重ね4月1日からの活動に備えています。落成式のあとには祝賀会も開かれ、地域の人たちは地域の防災拠点となる待望の施設完成を祝っていました。

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