2014年3月5日放送

土淵小学校で音楽ワークショップ

ドイツ・ベルリンフィルオーケストラの前の教育プログラムディレクター、キャシー・ミリケンさんが3日、土淵小学校で音楽ワークショップを開きました。このワークショップは、国内外のさまざまな分野の芸術家で組織し東京を拠点に活動している「フューチャーラボ東北」が、ワークショップを通じて被災地の復興を支援しようと各地で開催しています。土淵小学校を訪れたキャシー・ミリケンさんはドイツを拠点に作曲家、オーボエ奏者として活動し、以前はベルリンフィルの教育プログラムのディレクターを務めていました。ワークショップには5年生15人が参加し児童たちは昔話を披露してミリケンさんを歓迎しました。続いてミリケンさんの講習では一定のリズムを保ったまま、音を隣の人につないでいく練習などを行いました。ミリケンさんは音に興味を持ってもらおうとみんなで音を作り出すことの楽しさを伝えていました。児童たちは初めての体験で戸惑いながらも一生懸命取り組んでいました。このほか児童たちは凧に「声優」などの将来の夢を書き1つにつなげて空高く揚げました。みんなの夢を1つにつなげた長さ50メートルの凧をミリケンさんと児童たちは笑顔で眺めていました。ミリケンさんはこの後大船渡などでワークショップを行い今回の活動について東京で芸術家たちに発表する予定です。

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