2014年3月4日放送

市議会一般質問

3月の遠野市議会定例会は、きょう(4日・火曜日)、一般質問の2日目を迎え、5人の議員が市長の政治姿勢や市税を始めとするコンビニ収納サービスの早期導入などについて質問しました。きょうの一般質問には、小松大成議員、菊池民彌議員、瀧本孝一議員、菊池巳喜男議員、多田勉議員の5人が登壇しました。小松大成議員は、商店街振興策について質問しました。これに対し本田市長は「中心市街地活性化のためこれまでの商店街振興策にさまざまな角度から検討を加え再構築する必要があると」答弁しました。菊池民彌議員は、4月12日から運行開始となるSLに伴う市の取組と経済効果について質問しました。本田市長は、年間およそ80回運行される予定で、宿泊やお土産、2次交通などの経済効果はおよそ3億円を見込んでいると話しました。このほか漫画家の水木しげるさんのイラストが入ったクリアファイルなど新商品開発にも取り組み観光客誘致に力を入れたいと述べました。瀧本孝一議員は、個人市民税や国民健康保険料などをコンビニエンスストアで収納できるサービスを取り入れる自治体が増えているが、市での取組の検討や早期導入の考えはどうなのか質問しました。本田市長は「コンビニエンスストアでの収納は24時間で店舗数も増え住民サービスにつながると認識している。時代の変化に対応した納税環境の改善に向け具体的な検討の時期に入っている」と答弁しました。菊池巳喜男議員は、豊富な森林資源などを活用した再生可能エネルギーの導入について質問しました。本田市長は「新エネルギー導入に向け去年12月1日にプロジェクトチームを設置した。風力や水力・木質バイオマスなど市内の環境資源にあった再生可能エネルギーの具体化を実現したい」と語りました。また、多田勉議員は、時代の変化を見据えた新まちづくりの仕組みなどについて質問しました。3月市議会定例会は、あすから13日(木曜日)まで予算等審査特別委員会、そして14日(金曜日)に最終日を迎えます。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.