2014年3月3日放送

高校卒業式

卒業シーズン到来です。遠野高校では、1日(土曜日)に卒業式が行われ、3年生が新たな進路へ向け学び舎を巣立ちました。式では初めに、来賓や保護者、在校生に迎えられて卒業生が入場しました。そして、卒業生161人に桐田千秋校長から卒業証書が授与されました。卒業生のなかには、全国の舞台で活躍したサッカー部の選手の姿も見られ、緊張した面持ちで卒業証書を受け取っていました。続いて、桐田校長が「時代の流れを掴みいつまでも学び続ける人となり卒業生の中から震災復興の一翼を担う人材が生まれることを期待します」と激励の言葉を贈りました。これに対し、卒業生を代表して齊藤拓さんが感謝と決意の言葉を述べました。ことしの卒業生の進路は、先月末現在、8割が大学や専門学校への進学、2割が企業などへの就職となっているということです。卒業生たちは、次の道へ期待と決意を抱きながら学び舎を巣立っていきました。そして、きのう(2日・日曜日)は、緑峰高校で卒業式が行われました。今年度の緑峰高校の卒業生は、生産技術科と情報処理科の生徒合わせて77人です。在校生や保護者が見守る中熊谷正樹校長から卒業証書を受け取りました。今年度の卒業生は、農業クラブの研究活動で東北大会優秀賞を受賞したほか、電卓競技大会の県大会2連覇を達成するなど結果を残してきました。式辞で熊谷校長は、卒業生の功績を振り返り「校是にある拓心の精神で困難を乗り越え未来を切り開き努力を惜しまないでほしい」とはなむけの言葉を贈り卒業を祝いました。そして、来賓や後輩たちの祝福を受けたあと卒業生を代表して情報処理科の吉田理央さんが高校生活の思い出を振り返り答辞を述べました。式の終わりには、卒業生たちがこの日のために育てた花を保護者に贈りこれまで温かく見守ってくれた親への感謝の気持ちを表していました。卒業生たちの今後は、進学が4割就職が6割と77人全員が進路を決めているということです。会場をあとにする卒業生たちは晴れやかな表情で先生たちと握手を交わし、次の進路へ向けて新たな一歩を踏み出しました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.