2014年2月28日放送

市長と区長懇談会

各行政区の区長と本田市長との懇談会が今週25日(火曜日)に、あえりあ遠野で開かれました。昨年度に続き2回目となるこの懇談会は、地域住民と行政の橋渡し役である各行政区の区長が本田市長に地域課題を解決するための意見や提言を行い、解決策を見いだそうと市区長連絡協議会が開きました。この日は、市内90の行政区からおよそ70人の区長が出席しました。今回は、小友町区長会が「区長と自治会長の役割の整理について」、遠野町区長会が「行政区再編に伴う区長と自治会長の位置づけ」、そして、青笹町区長会が「地区センターのあり方」の3つのテーマで意見や提言を述べました。このうち、「地区センターのあり方」については、各地区センターの地域活動専門員について、同じ地域の人たちが専門員として活動している場合、より地域との関係が深いがゆえに地域の人たちがためらいなく相談できるよう住民との距離感やプライバシーの配慮をするなどの環境づくりが必要ではないかと意見が出されました。これに対し本田市長は、地元出身者であるからこそ事情を理解し、市民からの信頼を得ている例も多く地域に貢献できる活動を展開することが重要であると答えました。そのほか、各行政区の区長からは、高齢化や人口減少によって偏りがでている行政区を再編してはどうかなどの意見も出されました。会の終わりに本田市長は「これからも地域づくりの重要なパートナーとして区長と連携し課題解決をしていく」と地域づくりについての決意を表明しました。

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