2014年2月19日放送

福祉や復興支援に役立てて各団体が市に寄付

福祉や復興支援に役立ててほしいと、きのう(18日・火曜日)、市内の3団体が車いすや寄付金を遠野市へ贈りました。贈呈式の様子を続けてお伝えします。めがね橋復興応援三陸コンサート実行委員会が災害支援金として16万420円を寄付しました。きのうは実行委員会会長の八重樫正昇さんなど3人がとぴあ庁舎を訪れ、本田市長に災害支援金を手渡しました。この災害支援金は、先週9日に開かれた三陸コンサートで来場者から寄せられた協力金とCDの売上金を全額充てたものです。三陸コンサート実行委員会は、コンサートの開催に合わせて災害支援金を遠野市に贈っていて今回の寄付を合わせると47万円を超えています。また、きのうは、遠野市や釜石市などの企業経営者で組織する釜石地区法人会が車いす1台を贈りました。贈られた車いすは、フルリクライニング式で10万円相当となっています。車いすの贈呈は、釜石地区法人会が地域社会への貢献活動として続けていて今回で17回目になります。贈られた車いすは、遠野市を通じて宮守町の障がい者支援施設高舘の園で利用されることが決まっており、きのうの贈呈式には高舘の園の施設長伊藤長さんも同席して感謝の気持ちを伝えていました。また、きのうは、緑峰高校情報処理科の2年生が復興支援活動に役立ててほしいと2万3560円を寄付しました。今回贈られた寄付金は、緑峰高校情報処理科の2年生が去年10月に企画したチャレンジショップでの収益の一部を充てたものです。寄付金の贈呈には、生徒を代表して商業クラブ会長の菊池優姫さんとチャレンジショップの主任千葉しおりさんがとぴあ庁舎を訪れ、寄付金とともに復興への思いも伝えていました。

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