2014年2月18日放送

宮守町達曽部で市長と語ろう会

宮守町達曽部で、きのう(17日・月曜日)、市長と語ろう会が開かれました。きのうは、26人が集まり、さまざまな意見・提言が出ました。このうち、高齢者等在宅福祉サービス手数料の改定額が大きいと感じるという意見が出ました。これに対し市は、「健全財政5カ年計画に基づき3年ごとの見直しをしてきている中で、今回は『負担の公平』という観点で行った」と答えました。そして、移送サービスについては、タクシーなどほかの交通機関と比較して安価との意見が多く、市内の公共交通運営団体の代表者たちとの会議の中で検討し、これまで1回250円をことし4月から500円と料金改定になることを説明しました。ほかに、除雪が行われない道路が増えてきたことについての意見も出ました。これに対し市は、「除雪については、地域の力も活用したきめ細かな取り組みを考えていかなければならない」とした上で、要望のあった達曽部の宿地区については「安全な通学路の確保」という点も大事なことから「対処方法を検討したい」と答えました。おとといの宮守町地域づくり推進大会で小学生からアンケートを取ったところ、「公園が欲しい」という声が多く寄せられたことについての意見交換も行われました。市では、「子育てするなら遠野」構想の一環として検討の中に加えたいと答えていました。また、市有林の木材を売るだけでなく新しい市役所の庁舎整備に活用してはどうかと提案が出ました。これに対し市は、「新庁舎整備に市有林の木材を利用する案については、これから具体的な検討に入るので、その中で考えたい」と答えていました。次回の市長と語ろう会は、きょう、午後6時30分からみやもりホールで開かれることになっています。

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