2014年2月18日放送

宮守町地域づくり推進大会

今年度、町内で取り組んだ地域づくりなど活動の成果を発表する「宮守町地域づくり推進大会」が、おととい(16日・日曜日)みやもりホールで開かれました。宮守町の地域づくり推進大会は、町内の児童と生徒が地域や学校生活での成果を発表したり、遠野で一年間活動した緑のふるさと協力隊の発表があったり、地域の魅力を再確認するきっかけとなっています。この日は、ことし4月以降に釜石線で運転が始まる「SL銀河」の取り組みと期待について講演も行われました。講師を務めた遠野市観光協会会長の荒田良治さんは、「市民のみなさんにはSLを見たらぜひ手を振ってほしい」「手を振ってSLを迎えるのは誰でもできる一番のおもてなし」と協力を求めていました。また、児童生徒の意見発表では、遠野西中学校の生徒が新しい中学校になっての1年を振り返ったほか、地域の伝統芸能や名勝、特産品などを調べた成果が次々と紹介されました。そのうち、鱒沢小学校は、6年生の児童が「復興をめざす人々の思い」と題し、遠野市の後方支援活動記録誌を紙芝居にするなど総合学習を通じて学んだことを発表しました。発表のほかにも会場のみやもりホールには陶芸やガラス工芸など町内で創作活動を続ける人たちの作品も展示され、参加した人たちは、地域で長年培ってきた文化やそこで暮らす人たちの魅力を改めて実感していました。

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