2014年2月18日放送

市長記者懇談会

とぴあ庁舎できょう(18日・火曜日)市長記者懇談会が開かれ、平成26年度の遠野市一般会計予算案の概要が示されました。平成26年度の市の一般会計予算案の総額は、今年度に比べ1億9300万円少ない179億3000万円とすることを発表しました。特徴としては、健全財政の取り組みを強化するとともに保健医療の不妊治療支援事業やいわて国体に向けた環境整備をはじめとする未来につなぐための施策などが計画されています。この中で、子育てするなら遠野を掲げる市は、子どもを望み治療している夫婦への不妊治療支援事業費1500万円を計画しています。また平成28年に行われるいわて国体に向けて運動公園サッカー場の整備事業としておよそ1億4500万円やSL停車場プロジェクト推進事業費およそ1260万円などが盛り込まれています。主な新規事業としては、市民センターの体育館とプールなどの改修事業費およそ5億6500万円。また、企業の若手従業員のキャリアアップのための雇用拡大支援事業費392万円などが含まれています。市では今月28日開会の市議会定例会に新年度の予算案を提案することにしています。また、本田市長は、今月6日に開かれた遠野市進化まちづくり検証委員会の本庁舎整備についての検証結果を発表しました。本庁舎の整備場所についての検証結果は、高齢者などを考えた場合公共交通機関が充実している遠野駅周辺での整備が望ましいことなどが示されました。この結果に対し本田市長は、進化まちづくり検証委員会で出された結果に満足していると述べ現在のとぴあ庁舎を活用しつつ周辺の用地確保を検討していると示唆しました。市では、来月中に本庁舎整備にかかる具体的な整備計画案を作成し、平成27年度の本庁舎建設工事着手を目指します。このほか本田市長は、主な行事として今月22日から遠野町家のひなまつりに合わせ市立博物館で「新里家のひな人形展」が予定されていると発表しました。市長記者懇談会の模様は遠野テレビデジタル10CHであすから21日までは午後8時から、22日は午前8時から放送する予定です。

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