2014年2月11日放送

青笹町で市長と語ろう会

青笹町で、きのう(10日・月曜日)、市長と語ろう会が開かれました。市長と語ろう会は、先週4日(火曜日)から始まり、3回目のきのうは、青笹地区センターで開かれました。きのうは、およそ30人の町民が集まり、シカの食害対策や児童館の利用増加への対応など22件の意見・提言が出ました。このうち、シカの食害対策について、農地におけるシカの食害が深刻化しているので対応をお願いしたいと要望が出ました。これに対し市では、「防御策の設置、人材育成や関係機関との協力体制の強化などハード・ソフト両面の対応を早急に進める」「シカのエサとなりうる残飯などを廃棄しないよう広く呼び掛けていきたい」と答えていました。また、青笹の児童館の利用者が多く、今の施設では手狭なので増築などの対応を求める声も出ました。これに対し市では、「児童館の受け入れ態勢の工夫、地区センターなどほかの施設の利用といった現在ある施設をより有効に活用できないか現場と話し合いながら対応を進める」と答えていました。このほかサイクリングロードの有効活用について出たのに対し、市では市内の観光地などを巡回する乗合タクシーに自由に乗り降りできるシステム「ホップオン・ホップオフ」の導入を検討していることを説明しました。現在、民間企業や大学などと連携しながら検証実験が進められ、また、乗合タクシーの停留所にレンタサイクルを設けることも検討されています。市では、新たな観光交通とレンタサイクルを組み合わせサイクリングロードを活用した誘客を展開したいとしています。次回の市長と語ろう会は、あす12日の午後6時30分から土淵地区センターで予定されています。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.