2014年2月11日放送

遠野町地域づくり推進大会

今年度の「遠野町地域づくり推進大会」が、おととい(9日・日曜日)、あえりあ遠野で開かれ、集まった地域の人たちが実践事例の発表に耳を傾けました。この大会は、遠野町の明るく住みよい地域づくりの推進を目的に、毎年この時期に開かれています。実践事例の発表では、「城東クラブ創立50周年を契機に」をテーマに、城東クラブ事務局の菅原ツヤ子さんが報告しました。菅原さんは、20年間続けてきた三世代交流会では、地域の子どもたちとミズキ団子づくりなどを行い地域活動をすることで自分たちが元気をもらっていると実践事例を発表しました。そして、「老後の癒しとなるクラブとして地域への奉仕活動を続けていきたい」と話しました。続いて遠野3区自治会長の山本順一さんが「3区自治会と被災者の絆」について話しました。「遠野に避難されている人たちが自立するまでの間私たちができる心のケアが1番大切なこと」「これからも最後の1人が出るまで自治会としてやっていきたい」また、大槌町から避難し現在、仮設住宅「希望の郷絆」に入居している大平トワさんが感謝を込めた踊りを披露しました。大会に参加した人たちは、自分たちができることに取り組もうとこれからの地域づくりの参考にしていました。

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