2014年2月7日放送

遠野の食を学ぶ

遠野産の食材を使った料理講座が先週金曜日(1月31日)に開かれました。この講座は、遠野産の食材を使って農村民泊や飲食店で提供するメニューを増やし、観光振興などにつなげようとNPO法人遠野山・里・暮らしネットワークなどが去年11月から開いてきました。これまで、雑穀料理やそば打ち、ひつこそばなど実習と座学を中心に行われてきましたが、最終日の先週金曜日は亜麻豚(あまぶた)料理についての講座です。講師は、東京の原宿にあるイタリアン料理のレストランの総括シェフを務める上郷町出身の菊池亨さんです。菊池さんは、良質脂肪にこだわって遠野市内で飼育された亜麻豚を「ローストポーク」や「煮込み料理」などに使う調理方法を指導しました。この日は、遠野民泊協会の会員など20人ほどが講座に参加し、「亜麻豚や早池峰菜(はやちねな)などの遠野産食材を使った本格的イタリア料理のフルコースに感激した」などと感想を話していました。今後は、伝統食や雑穀料理講習会が開かれるほか、遠野産を使った食材で作られたメニューをどのような形で提供すればよいか意見を交わすワークショップも予定されているということです。問い合わせは、遠野山・里・暮らしネットワーク 62−0601 までお願いします。

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