2014年2月5日放送

市長と語ろう会始まる

市民から直接意見や提言を聞き、市政に反映させる今年度の「市長と語ろう会」がきのう(4日・火曜日)から始まりました。今年度の「市長と語ろう会」は、健全財政5カ年計画の現状について報告するとともに、消費税増税に伴う公共料金や手数料の取扱いについて意見を聞こうと開かれます。初日のきのう(4日)は小友地区センターで開かれ、自治会の役員など地域の人たちおよそ30人が参加し、本田市長と意見交換をしました。語ろう会では、市側から4月の消費税増税に関して市の公共料金や手数料についての市の考えを説明しました。この中で「子育てするなら遠野」を掲げる市は、小・中学校の給食費と保育料を据え置くと話しました。一方、水道料金や観光施設の入場料などは値上げを検討していて、水道料金は10立方メートル以上使用した場合超過分1立方メートルにつき現行より6円上乗せすることにしています。また、遠野ふるさと村の入村料は20円引き上げ540円としていますなお、住民票発行などの各種手数料は非課税のため料金の変更はないということです。話を聞いた市民からは料金の変更についてはおおむね了承するとの声が上がりました。そして市民からは地域課題についての意見が出されました。これに対し市は、地域性も考慮しながら関係部署と検討し対処したいと答えていました。このほか旧小友中学校の跡地では「産直ともちゃん」の加工施設運営の準備が進んでいるが、その他のスペースをどのように活用するのか地域住民との協議が必要だという要望が出されました。また、去年11月に開通した市道二日町小友線のカーブ付近にミラーを設置してほしいといった地域課題も出されました。市は、地域が抱える課題を受け止めスピーディーに対応したいと回答しました。市長と語ろう会は、今月26日まで市内11カ所で予定されていて、あす6日(木曜日)は綾織地区センターで開かれます。なお、市民から出された意見や提言は庁内で検討し、まちづくりに反映させることにしています。

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