2014年2月4日放送

災害対処通信訓練

陸上自衛隊第9師団が、きのう(3日・月曜日)大規模災害が発生した時に通信ネットワークを速やかにつなぐための輸送訓練を総合防災センターで行いました。この訓練は、災害時における相互協力協定を結んでいる陸上自衛隊とNTTグループが年に1回実施しています。今回は、県庁と総合防災センターとの通信を確保する訓練が実施されることから遠野市を会場に行われ、陸上自衛隊第9師団の隊員とNTT東日本、NTTドコモ東北の担当者が参加しました。初めにNTTの担当者たちは、第9師団司令部通信課の種市泰明総括班長から有事の時の心構えである慌てず・確実に行動するようアドバイスを受けました。訓練は、大規模災害で通信網が遮断され、被災地に衛星基地局を輸送するという想定で行われました。NTTの担当者たちは、自衛隊のヘリコプターに10分以内を目標に発電機などを積み込みました。担当者たちは、教えられたことを確実に実践し、目標タイムのおよそ半分の時間で積み込み作業を完了しました。訓練終了後、参加者たちは今回感じた課題や意見を出し合いました。なお陸上自衛隊は、ことし11月上旬に遠野市など東北4県で予定されているみちのくアラート2014を通じて自治体などとさらなる連携の維持強化を進めるということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.