2014年1月31日放送

附馬牛小学校児童が枝打ち作業

附馬牛小学校の児童たちがきのう(30日(木))、森林や木材の利用について理解を深めようと、木の枝打ちに挑戦しました。この学習活動は、市の「とおの里山美林推進事業」の一環として、児童たちに木材の活用が森林にもたらす効果について理解を深めてもらおうと実施されています。附馬牛小学校では今年度、小学校に隣接する学校林で、森林の観察会などを行ってきました。そしてこの日は、3年生11人が、青笹町の森林総合センターで遠野地方森林組合の福地幸博さんから枝打ち作業の仕方について説明を受けました。その中で福地さんは木の幹から枝を切り落とす枝打ちを行わないと木の生育を妨げるほか節のない品質の良い木材ができなくなると作業の重要性を語りました。このあと児童たちは、のこぎりとヘルメットを装着しヒノキ林へと向かいました。ほとんどの児童が初めての枝打ち体験でしたが教えてもらった通り根元に近くにのこぎりをあて必要のない枝を慎重に切り落としていました。続いて児童たちは、木工団地の材木所を訪れ地場産の木が家の建築など用途に合わせた大きさに加工されていく過程を見学しました。児童たちは普段使っている木製の椅子やテーブルなどもさまざまな工程を経て作られていることを学んでいました。なお、市では森林への理解を深めてもらうため、今後もとおの里山美林推進事業を進めていくということです。

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