2014年1月31日放送

緑峰高校 校内プロジェクト発表会

緑峰高校の生徒が、一年間、取り組んだ研究の成果を発表する校内プロジェクト発表会がきのう(30日)、市民センターで行われました。校内プロジェクト発表会は、生産技術科で学ぶ農業クラブの生徒たちが、農産物の栽培や、加工販売などをテーマに研究しその成果を発表するものです。きのうの発表会には、緑峰高校の生徒や一般の人たちなどおよそ250人が集まりました。今回のプロジェクト発表では、遠野の伝統野菜「とおの早池峰菜」の普及や、ホップの「つる」の活用法を研究したものなど、5つの研究班がそれぞれの成果を発表しました。そのうち、草花研究班は、ホップを収穫したあと捨てられている「つる」に着目し試行錯誤を重ねた結果、ホップのつるからできた紙、「ホップペーパー」を開発したと発表しました。さらに草花研究班は、生産者と消費者のかけはしとなるよう研究を重ねてホップペーパーを地元の特産品に成長させたいと意欲を見せていました。きのうの発表会は、岩手県学校農業クラブ連盟大会への出場審査も兼ねて行われ、研究成果に加え発表のわかりやすさなどを基準に後日、優秀発表が決まることになっています。

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