2014年1月30日放送

2014ふるさと就職ガイダンス

地元での就職を希望する人たちを対象にしたふるさと就職ガイダンスが、きのう、(29日水曜日)、あえりあ遠野で開かれました。ふるさと就職ガイダンスは、地元企業への就職を進めようと釜石地域雇用開発協会などが毎年この時期に開催しています。きのうのガイダンスには、遠野市のほか釜石市、盛岡市から製造業や社会福祉など17の事業所が参加しました。ガイダンスが始まると市内や沿岸部から参加した一般求職者は、履歴書とエントリーシートを手に希望する事業所のブースに足を運び、担当者から事業内容などの説明を聞きました。釜石公共職業安定所によりますと、去年11月末現在の有効求人倍率は、遠野・釜石・大槌町を対象とする釜石所管内で前年同月比0.16ポイント上回り、1.45倍となっています。これは、景気の上向きや、これまで求人を控えていた事業所の募集もあり、製造業や建設業、サービス業など業種を問わず人手不足感が強まっているとのことです。なお、求人のうち、正社員の募集がおよそ4割ありますが、いずれも資格所有者と経験者を求める事業所が多く、求職者にとってハードルが高いものとなっています。釜石地域雇用開発協会では、今後も情報交換や面談を通して、一つでも多くの就職に繋げていきたいとしています。

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