2014年1月30日放送

SL銀河 盛岡で火入れ式

ことし4月以降にJR釜石線での営業運転が予定されている蒸気機関車「SL銀河」の火入れ式がきょう(30日・木曜日)、JR盛岡駅近くの検修庫で行われました。東日本大震災復興支援の一環で復活する蒸気機関車「SL銀河」は、さいたま市などで1年以上にもわたる復元作業を終え今月27日に盛岡駅に到着しました。きょうは、JR東日本の関係者や釜石線沿線市町村の関係者など60人が出席し、機関車の釜に火を入れて今後の試験運転などの安全を祈願する火入れ式が行われました。式では、安全祈願の神事に続きJR東日本盛岡支社の嶋誠治支社長が「このSLの運行は沿岸の復興を支える取り組みであり、今後も末永く愛してもらいたい」とあいさつしました。続いて、釜石駅前の鉄のモニュメントで灯されている「ものづくりの灯」から分けられた火が釜に入れられると機関車の煙突から蒸気が噴き出し、出席者からは大きな拍手が送られていました。きょう、ボイラーに命の火が吹き込まれた「SL銀河」は2月からJR釜石線で試験運転を行い、4月以降に営業運転を開始する予定ということです。

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