2014年1月22日放送

地域見守り活動に関する協力協定書締結式

1人暮らし高齢者や生活困窮者をはじめ市民の生活を見守る地域見守り活動について遠野市は、きょう(22日・水曜日)、郵便や電気、ガスなどの生活関連業務を行う事業所と協定を結びました。きょうの締結式では、市と協定を結ぶ市内21事業所のうち14の事業所の代表が出席して遠野市と協定書を取り交わしました。市民の生活を見守る「地域見守り活動に関する協力協定」は、見守る人を特定せずに、通常業務をする中で訪問する各家庭の異変に気づいた場合に速やかに手を差しのべる体制を明確にしたものです。協定書には、通常業務を行う中で郵便受けに郵便物や新聞がたまるなどいつもと様子が違っていたり、頻繁にののしり声や物を投げる音がするなど虐待の可能性に気づいたりした場合に市や関係機関へ報告するなどの内容が盛り込まれています。あいさつで菊池副市長は、「地域見守り活動が地域やご近所の力になるよう期待するとともに実際の活動に対する提言もいただきたい」と協力を求めました。また、協力事業所を代表してあいさつした遠野郵便局の菊池伸局長は、「従業員の少しの気づかいで市民の安心安全など助け合いができる」と協力を誓いました。今回、協定を結んだのは21事業所となっていますが、市では今後、地域見守り活動について対応事例集を作成するなど協力体制を充実させ水道や運送事業所にも協定の締結を呼び掛けていくことにしています。

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