2014年1月21日放送

綾織町地域づくり実践発表会

綾織町地域づくり実践発表会が、おととい(19日・日曜日)、綾織地区センターで開かれました。この発表会は、綾織町のそれぞれの団体が実践している自然環境の保全や教育文化の振興などの活動を発表し、地域づくりに対する町民の意識を高めようと毎年この時期に開かれています。この日は、綾織町民などおよそ100人が集まりました。この日の発表会で綾織町地域づくり連絡協議会の菅野世紀会長が、国の重要文化財に指定されている千葉家住宅などについて現状と課題を報告しました。千葉家住宅について菅野会長は、去年、管理者が市に移行したことを話し、「綾織としてこの千葉家住宅をどう活用していくかが課題となっている」と説明をしました。そのほか花街道あやおり事業として国道沿いに植えるマリーゴールドの栽培をおよそ15年間指導してきた及川明光さんと幸子さん夫妻に感謝状が贈られました。また、この日は遠野市中央診療所の山口淳所長による健康に関する講話も行われました。このなかで、山口所長は、健康寿命を延ばすためには、特にも太ももの筋肉づくりが大切とし、足を小刻みに動かすスロージョギングと台を床に置き登ったり、降りたりを繰り返すベンチステップと呼ばれるトレーニング方法を実践を交えながら紹介しました。発表会のあとには、新年交賀会も開かれ集まった人たちは、交流を深めながらこれからの地域づくりへの意識を高めていました。

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