2014年1月20日放送

千葉家曲り家で防火訓練

今月26日の文化財防火デーに合わせきのう(19日・日曜日)、国の重要文化財に指定されている綾織町の「千葉家住宅」で防火訓練が行われました。文化財防火デーは、昭和24年の1月26日に法隆寺の金堂壁画が火災により焼けて壊れたことから文化庁と消防庁が昭和30年に制定しました。この文化財防火デーを前にきのうは、遠野市をはじめ遠野市消防団第2分団本部や第2分団第3部の団員などおよそ50人が集まり、「千葉家住宅」の馬屋から出火したことを想定し訓練が行われました。訓練では、運営する遠野ふるさと公社の職員が119番通報をし見学者を避難させたあと、かけつけた消防職員と消防団員によって放水が行われました。訓練のあと遠野消防署の小原有市署長が「通報の仕方も放水の水圧や位置も良好であった」と今回の訓練を講評しました。市文化課では、現在、「千葉家住宅」まで消防車両が入っていけないことから「千葉家住宅」の改修に向けた計画のなかに防災道路の整備を盛り込み、もしもの時に備えるということです。

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