2014年1月13日放送

小友町地域づくり推進大会

新春恒例の小友町地域づくり推進大会が先週11日(土曜日)、小友地区センターで開かれ、技(わざ)名人の認定や地域づくりに功労のあった人などが表彰されました。この推進大会は、小友町の歴史や文化の保存、それに地域づくりの推進を目的に毎年この時期に開かれています。ことしの大会も遠野西中学校の小友地区の生徒が歌いあげる氷口御祝(すがぐち ごいわい)で幕を開けました。続いて、郷土芸能の継承に尽力している菊池信正さんと佐藤清正さんが小友技名人として認定され、認定証が手渡されました。また、地域の福祉活動などで功績のあった人と、芸術や文化、それにスポーツの分野で模範となる活躍をした小中学生たちが表彰を受けました。さらにこの日は、公益社団法人青年海外協力協会の遠野事務所で去年6月から活動している小島路生さんが、「国際協力から地域づくりへ」と題して基調講演を行いました。小島さんは、発展途上国での国際協力活動や富山県立山町(たてやま まち)で「地域おこし協力隊」を務めた経験談を語りました。この中で小島さんは地域づくりで大切なのは「人」だと述べ、地域への誇りを失いかけていた町民たちとひまわり迷路を作り、1000人が来場したエピソードを紹介しました。会場に集まった小友町民たちは、人と人とのつながりが大事なことを改めて感じていました。

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