2013年12月25日放送

高齢消費者被害対策研修会

高齢者を悪質な勧誘などの被害に遭わせないための研修会が先週20日(金曜日)に健康福祉の里で開かれました。遠野市では、消費生活相談窓口や市民団体など関係機関・団体が連携し高齢者など要援護者を悪質な勧誘や消費者被害といったことに遭わうことがないための活動を行う高齢消費者被害防止対策事業を今月から実施しています。この事業では、シルバー人材センターや配食サービスを行うボランティア団体などが電話による見守りや注意喚起、訪問による状況確認の活動を通じて高齢者など要援護者に対するきめ細やかな見守り体制を構築することを目的としています。事業が始まったことを受けて先週20日、シルバー人材センターや在宅介護支援センターなど関係機関が集まり研修会が開かれました。講師は遠野ひまわり基金法律事務所の亀山元所長が務め、悪質商法の手口や被害の早期発見のポイント、また、被害に遭ったときの対処法などについて説明しました。参加者は、「地域の関係者が連携し、『見守り』や『注意喚起』に役立てたい」と今後の活動の参考にしていました。

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