2013年12月25日放送

モデル賞受賞を報告

今月18日に岩手県民会館で開かれた平成25年度いわて農林水産躍進大会で賞を受けた土淵町の山口集落と綾織町のアイみどり保全隊活動組織がきのう(24日)、その報告のためとぴあ庁舎を訪れました。とぴあ庁舎を訪れたのは、平成25年度岩手県中山間地域モデル賞を受賞した土淵山口集落の代表田尻壽樹さんと遠野市では初めてとなる平成25年度岩手県農地・水・環境保全向上対策活動モデル賞を受賞した綾織町のアイみどり保全隊活動組織の代表・菅原勝美さんをはじめ5人です。ことし3月に国の重要文化的景観に選ばれた土淵山口集落は、地域の人たちが大学の学生を招き意見交換を行うなど農地や農村景観の保全に積極的に取り組んでいることが評価され、今回の受賞となりました。アイみどり保全隊活動組織は、大学生の農家体験の受け入れなどのほか地域の後継者会を発足し地域づくりに若い人たちの積極的な参加の促進をした取り組みが評価されました。2つの団体の代表は、本田市長に「地元の人たちの協力があったからこそ受賞ができた」と今回の受賞の喜びを報告しました。本田市長は、「今回の受賞が地域づくりにコミュニティーの大切さを見事に表している」と2つの団体の受賞を祝いました。なお、遠野市内では、これまで岩手県中山間地域モデル賞を宮守町の宮守川上流集落や小友町の山谷集落など4集落で受賞しています。

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