2013年12月17日放送

「域学連携」地域づくり実行委員会

遠野市と法政大学が連携して進めている「域学連携」地域づくり実行委員会が、おととい(15日・日曜日)、あすもあ遠野で開かれました。この実行委員会は、交流による地域の活性化を学生と連携しながら新たな取り組みを模索するためことし6月に設立されました。この日は、実行委員会を構成する市や法政大学をはじめ市内の観光関係機関からおよそ20人が集まりました。初めに、事務局からこれまでの活動内容の報告が行われた後、来年3月までの事業計画案について審議されました。事業計画案では、来年1月と2月に遠野で開かれる東北ツーリズム大学に合わせこれまで検証を重ねてきた立ち寄り農家と観光資源を結ぶ乗り降りなど自由なバスいわゆるHoponHopoffを実践する案など5件についてすべて可決されました。また、この日は、意見交換会も開かれ、法政大学の学生からは、農業体験などを通して遠野での暮らしに浸るとともに被災地支援も盛り込まれたモニターツアーの提案がありました。市内の観光関係者からは、観光名所だけでなく遠野遺産についても話を専門家から聞くなど深く触れる機会があってもよいのではといった意見が出されていました。今回、話し合われたモニターツアーは、来年2月に遠野で法政大学の学生と教員が検証を行い3月に東京で開かれる国の地域活力創出モデル最終報告会で実施結果が報告されるということです。

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