2013年12月16日放送

ひまわり基金法律事務所 所長引き継ぎ

平成13年に開設された遠野ひまわり基金法律事務所の所長が交代することになり、きのう(15日・日曜日)、サンパークやなぎで引き継ぎ披露が行われました。遠野ひまわり基金法律事務所の3代目所長を務めている亀山元弁護士が任期満了により今月末で退任した後、大沼宗範弁護士に所長が引き継がれます。きのうは、2人のこれまでの労をねぎらうとともにこれからの活躍に期待を寄せ花束が贈られたほか本田市長から亀山弁護士に木彫りカッパがプレゼントされました。平成21年に着任した亀山弁護士は、特にも東日本大震災の際に家族を失った人に支給する災害弔慰(ちょうい)金の対象を同居または同一生計の兄弟姉妹に広げる法改正に尽力しました。そして、4代目所長となる大沼弁護士は、早稲田大学大学院法務研究科を卒業後、被災者支援のため東京弁護士会から岩手弁護士会に登録替えをし2年前の12月から遠野ひまわり基金法律事務所で勤務しています。2人は、あいさつのあと本田市長などと遠野での思い出やこれからの活動について懇談していました。なお、亀山弁護士は、来年1月まで遠野に滞在し2月からは、大阪府の高階(たかしな)法律事務所に勤務する予定になっています。また、遠野ひまわり基金法律事務所には、来年1月に、弁護士法人東京パブリック法律事務所から上山直也弁護士が加わり市民や被災者の相談に応じるということです。

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