2013年12月13日放送

山神祭

市内の林業や木材産業の関係者が一堂に会し、この一年の山の恵みに感謝する山神祭(さんじん さい)が、きのう(12日・木曜日)、中央通りのサンパークやなぎで行われました。山神祭は、この一年の山の恵みに感謝し、今後の作業の安全などを祈願する古くからの習わしで、「森林(もり)のくに遠野」が主催する山神祭は毎年12月12日に行われています。きのうは、市内の林業や木材産業の関係者などあわせて25人が出席し、「森林のくに遠野・協同機構」の立花功理事長の先導で、出席者全員が山神様(さんじん さま)に作業の安全などを祈願しました。そして立花理事長が「山の恩恵を受けながら生活している私たちが山に感謝してまた恵みをもらえるように一丸となってがんばりましょう」とあいさつしました。「森林のくに遠野」によりますと、現在、復興公営住宅の建設などで木材価格は上昇しているものの後継者不足などの課題を抱えているということで参加者は作業の安全と林業・木材産業の振興に向けて決意を新たにしていました。

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