2013年12月12日放送

ニホンジカ対策用フェンスを設置

ニホンジカの侵入防止を目的に土淵町で金網フェンスの設置作業が行われました。土淵町飯豊地区では、ニホンジカによる農作物被害を減らそうと地域の人たちがおよそ2週間かけて地区内の山林内に総延長2400m分の金網フェンスを設置しました。金網フェンスは、上下2段を組み合わせると高さ2mになり、重機を使わずに設置できる物としては県内で初めて導入となります。となります。市内のニホンジカによる水稲や野菜などの農作物被害額は、昨年度、およそ1億4600万円と県内で一番被害額が多く出ています。市では、ニホンジカによる農作物被害を減らすためには集落などまとまった単位で広範囲に電気牧柵や金網フェンスを設置することが有効とし、「被害が出ている地域と話し合いの場を設け国の補助事業の導入を進めていきたい」としています。

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