2013年12月12日放送

わらすっこ支援委員会開催

子どもに関する遠野市の施策について協議する今年度1回目のわらすっこ支援委員会が、きのう、(11日・水曜日)市役所本庁舎西館で開かれました。このわらすっこ支援委員会は、ことし9月の市議会で条例の一部改正にともない正式に委員会として組織され、施策の協議や市に対し提言ができるようになりました。条例改正後初めて開かれたきのうのわらすっこ支援委員会は、初めに、委員に選ばれた子育て世代の親や保育関係者など15人に本田市長から委嘱状が交付されました。次に本田市長が「子どもたちの成長過程におけるニーズに応えることができれば人口減少の歯止めにもつながる。子育てするなら遠野を合言葉にみなさんの知恵を借りて一緒に頑張りましょう」とあいさつしました。続いて委員長などの選任が行われ、委員長には元小学校長で保育協会理事長の馬場克尚さんが、副委員長には3人の子どもを育てる松田希実さんが選ばれました。このあと、平成27年度から始まる国の子ども・子育て制度にともない市が来年度策定する「子ども・子育て支援事業計画」に反映させるため就学前の子どもと小学生を対象に保育園や児童クラブなどの利用状況を調べるわらすっこニーズ調査について協議されました。この中で委員からは今後の子育て支援策の施策項目が少ないことや意見を書くスペースが狭くもう少し広くしてほしいという要望が出されました。これに対して市側は配布する前に修正しアンケート回収率向上を目指すと答えました。次回のわらすっこ支援委員会は、来年2月下旬頃に開かれる予定です。

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