2013年12月12日放送

年の瀬の門松づくり

ことしも残すところ3週間ほどとなりましたが、年の瀬を迎えた遠野郷八幡宮では、来年に向けて門松づくりが行われました。毎年、初詣には多くの参拝客が訪れる八幡宮では、きょう(12日・水曜日)、門松づくりが行われ、新しい年を迎える準備が進められています。門松は正月に門の前などに飾られる正月飾りですが、その由来としては正月に地上に降りてくる年神さまを家に迎え入れる依り代といった意味合いがあり、「松飾り」などとも呼ばれます。八幡宮の門松は松の木と若い竹を使ったもので、これらをわらで巻き、添え木をあてて縄で縛ります。また、添え木の数は1年の月の数に合わせるそうで来年は9月が旧暦で言うところの「うるう月」にあたり全部で13本の添え木を使い上から7・5・3と縄を重ねて巻いていくのだそうです。八幡宮ではさらに新しいしめ縄を取り付けて新しい年を迎える準備を進めていくということです。

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