2013年12月10日放送

踊り続けて30年 「思い出を語る会」

上郷町の元公務員の男性が舞台活動30周年を迎え、おととい(8日・日曜日)祝う会がたかむろ水光園で開かれました。舞台生活30周年を迎えたのは、上郷町出身の乙之丞こと佐々木乙吉さん77歳です。乙之丞さんは、遠野市役所に勤めるかたわら昭和58年に開かれた歳末助け合い演芸祭で初舞台を経験して以降30年間市の催しなどで市民を魅了してきました。過去に1度だけ師匠に教えてもらいましたが、その後はオリジナルで踊り続けてきました。会では、藤澤教育長が「30年間飾らない乙之丞さんの人柄と踊りにすっかり引き込まれました。これからの活躍も期待します」と労いの言葉を贈りました。このあと、乙之丞一座と題して各舞踊団体が日ごろの練習の成果を披露し会を大いに盛り上げました。そして最後は乙之丞さんが沖縄旅行で出会ったという沖縄の舞踊で会を締めました。乙之丞さんは今後福祉施設など訪問し、舞台役者・乙之丞として笑顔を届ける活動を続けていくということです。

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