2013年12月6日放送

平和について学ぶ

遠野北小学校できのう(5日・木曜日)、原爆体験談による尊命と平和についての講演が行われました。この講演は、平和の大切さについて学ぼうと6年生を対象に総合的な学習の時間を使って行われました。講師は、岩手県原爆被害者団体協議会会長の伊藤宣夫さんが務めました。戦争中、伊藤さんは、陸軍船舶特別幹部の候補生として広島にいた際原爆の爆心から4・2キロメートルの所で被ばくしました。講演の中で伊藤さんは、昭和20年の8月6日の原爆投下前後の広島の状況について説明しました。そして伊藤さんは、2度と戦争が起きないよう平和の大切さを訴えました。児童たちは、伊藤さんの話を最後まで熱心に聞き、平和の大切さについてしっかりと学んでいました。現在85歳になる伊藤さん、これまで被ばくした後遺症は無いというものの元気なうちに講演会などを通じて平和の大切さを伝えていきたいということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.