2013年12月5日放送

小友小児童 フレンチに挑戦

小友小学校で今週2日(月曜日)、フランス料理店のオーナーシェフ伊藤勝康さんを招いての「親子で作る冬のあったかフランス料理教室」が開催されました。伊藤さんは、農林水産省が顕彰する料理マスターズ23人に選ばれるなど、世界的に認められている日本人シェフの一人です。このフランス料理教室は、ことし6月に交流学習会のため小友小学校を訪れた伊藤シェフが、児童たちの一生懸命学ぶ姿に感動し、今度は一緒に料理を作る機会を持ちたいと実現しました。料理教室には、5・6年生の児童19人と保護者や地域の人たち合わせて34人が参加しました。この日、使われた食材は、伊藤さんが産直ともちゃんで厳選した野菜のほか、児童が栽培した米など地元食材が使われました。児童たちは、伊藤さんから「分量は気にせずダイナミックに調理して」などとアドバイスを受けながら前菜やメインディッシュ、デザートなど5品目のフランス料理に挑戦しました。料理が出来上がると児童たちは、フォークやナイフを使い、フランス料理のマナーを学びながら味わっていました。終わりに、伊藤シェフが児童たちに「遠野や岩手には、素晴らしい食材がたくさんあるので自分なりの料理を楽しみながら頑張ってほしい」と話していました。このフランス料理教室を通じて、児童たちの中には料理人を目指したいという児童もいたそうで、料理を作る楽しさのほかにも夢を描くきっかけづくりにもつながったようです。

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