2013年12月4日放送

絵本とお話のワークショップ

絵本とお話のワークショップがきょう(4日・水曜日)、遠野北小学校で行われ、児童や保護者などが絵本と落語の楽しさを学びました。このワークショップは、東京を拠点に全国各地で活動する「NPO法人日本子守唄協会」が絵本や物語を通じて子どもたちに感性と心の創造力を身につけてもらおうと開催しました。会場となった遠野北小学校には、児童や保護者などおよそ40人が集まりました。ワークショップでは初めに、「絵本ってなあに」と題して童話作家の渡辺あきおさんとエッセイストのこやま峰子さんが講演を行いました。この中で2人は、児童たちに絵を描かせ頭の中にイメージすることを実際に描くことで創造力などのクリエイティブ能力が培われると説明しました。続いて、落語家の三升家小勝さんが扇子などの小道具を落語の中でキセルに見立てて臨場感を作りながら軽妙な話術を披露しました。児童たちは、小勝さんの軽快な語り口に引き込まれていました。「日本子守唄協会」では、今後も地域の人や子どもたちに絵本や物語の楽しさを届ける取り組みを続けていくということです。

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