2013年12月3日放送

乗用馬越冬放牧施設 安全祈願祭

松崎町の遠野馬の里にある「乗用馬越冬放牧施設」が今シーズンのオープンを迎え、きょう(3日・火曜日)、施設内での無事故を願う安全祈願祭が行われました。馬の里に整備されている「乗用馬越冬放牧施設」では、ことし春に生まれた遠野産馬が冬の間、集団で放牧管理されます。今シーズンの無事故を願って行われた安全祈願祭には、遠野市乗用馬生産組合の生産者や、馬の里の関係者などが出席しました。神事のあと、乗用馬生産組合の菊池栄喜組合長が「ことしの競りでは高い評価を得たので今後の馬の育成にも期待します」とあいさつしました。放牧施設は、乗用馬の運動用パドックに木造平屋建ての厩舎が備えられ30頭まで管理することができます。ことしは16頭が集団生活の中で社会性や協調性を養うほか、冬場の運動不足の解消に努めることになります。この施設では来年5月中旬まで集団での調教が行われ、その後馬は秋に競りに出される予定です。

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